わすれさせて。あの日から、貴方を忘れられない。 最後の微笑みも、ワタシが流した涙も。 苦しいの、悲しいの。 でも、まだ忘れられないの。 忘れない代わりに、思い出すと甘い快感が襲ってくる。 貴方との、キス・ハグ・SEX。 全部が、スキだった。 貴方との愛を1つ1つ確認してるみたいで。 でも、もういないのね。 あの頃の、ワタシも、貴方も。 ワタシは、あの時のまま。 でも、カラダは成長をとげてしまった。 貴方は、ワタシに最後のメールをくれた。 あの夏の日。夕涼みをするワタシの携帯に1つのメール。 「ぼくを愛してくれる人ができました。これで君ともさよならだね。 今まで,ありがとう。君の面影を愛していたよ、ずっと。でも、 でも・・・もう僕には僕を愛してくれる人がいる。 君を、独り残していくことは残念だけれど。 さようなら」 ・・・・何もいえない。メールの返信すらしていない。 時が止まったまま、あの夏の日のまま。 ワタシはまだ、ナミダを流して夕涼みをしている。 ・・・誰か・・・・ワタシを忘れさせて。 みんなから、あの人から。 そして、ワタシに教えて。 あの夕涼みの夏の日には、もう戻れないことを。 |