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★Latchkey Child★

★Latchkey Child★

わすれさせて。


あの日から、貴方を忘れられない。

最後の微笑みも、ワタシが流した涙も。

苦しいの、悲しいの。

でも、まだ忘れられないの。

忘れない代わりに、思い出すと甘い快感が襲ってくる。

貴方との、キス・ハグ・SEX。

全部が、スキだった。

貴方との愛を1つ1つ確認してるみたいで。

でも、もういないのね。

あの頃の、ワタシも、貴方も。

ワタシは、あの時のまま。

でも、カラダは成長をとげてしまった。

貴方は、ワタシに最後のメールをくれた。

あの夏の日。夕涼みをするワタシの携帯に1つのメール。

「ぼくを愛してくれる人ができました。これで君ともさよならだね。

 今まで,ありがとう。君の面影を愛していたよ、ずっと。でも、
  
 でも・・・もう僕には僕を愛してくれる人がいる。

 君を、独り残していくことは残念だけれど。      さようなら」

・・・・何もいえない。メールの返信すらしていない。

時が止まったまま、あの夏の日のまま。

ワタシはまだ、ナミダを流して夕涼みをしている。

・・・誰か・・・・ワタシを忘れさせて。

みんなから、あの人から。

そして、ワタシに教えて。

あの夕涼みの夏の日には、もう戻れないことを。


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